「お茶を飲むたびにムセてしまいそう…」「大きな錠剤を飲み込むのが怖くて、つい避けてしまう」
そんな声を現場でよく耳にします。実は、ご飯は食べられても「お薬だけは苦手」という方は多いんです。今日は、言語聴覚士が勧める「お薬タイム」をスムーズにする工夫をご紹介します。
やってはいけない!「自己判断での粉砕」
「飲み込みにくいから、つぶして飲もう」というのは実は、とっても危険。
・薬の効果が変わる:ゆっくりとけるはずの薬が一気に効きすぎてしまうことがあります。
・味が苦くなる:潰すと強烈に苦くなり、余計に拒否感が出てしまうことも。 ※必ず医師や薬剤師に相談することを強調しましょう。
プロが教える「飲み込みやすくする3つのコツ」
1.「お薬ゼリー」を味方につける 水で流し込むのではなく、ゼリーで包み込むのが一番安全です。スプーンにゼリーを載せ、その上にお薬をのせ、さらにゼリーで蓋をする「サンドイッチ法」がおすすめ。
2.先に「お口を湿らせる」 お口が乾いていると、お薬が粘膜にくっついてしまいます。先に一口お水を飲んでからお口に薬を入れましょう。
3.「あごを引いて」飲む コップを高く上げて上を向いて飲むと、気管に入りやすくなります。ストローを使ったり、あごを引いたまま飲める専用のコップを活用しましょう。
形状の変更を相談してみよう
「どうしても飲めない」時は、我慢せずに相談です。
・錠剤から「粉薬」や「シロップ」に変えられるか?
・口の中で溶ける「OD錠」があるか?
お薬は健康を守るためのもの。それがストレスになっては元も子もありません。ちょっとした工夫で、毎日の「ゴクン」を楽にしていきましょう。
次回の記事では、意外と知らない「ムセにくいおやつ・ムセやすいおやつ」の選び方について解説します。
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