「むせる原因は『あご』だった?現役の言語聴覚士(ST)が教える、誤嚥を防ぐ魔法の姿勢チェック」

言語聴覚士

どうも!現役で言語聴覚士(ST)として働いているくろっぴです。

「しっかり噛んでいるのに、なぜかゴホゴホしてしまう…」

「とろみもばっちりなのに、何がいけないの?」

実は、食事の内容と同じくらい大切なのが「座り方」です。

姿勢が一つ崩れるだけで、食べ物の通り道(食道)が閉まり、空気の通り道(気道)がパカッと開いてしまうんです。

恐怖の「天井見上げ」姿勢(やってはいけない例)

一番危険なのは、「顎が上がった姿勢」です。

・高いテーブルで食べていませんか?

・スプーンを上から差し出していませんか?

試しに上を向いたままツバを飲み込んでみてください。……苦しいですよね?

顎が上がると、のどの構造上、誰でも誤嚥(ごえん)しやすくなります。まずは「顎を引く」ことから始めましょう。

劇的に変わる!「3つの姿勢チェックポイント」

現場で私が必ずチェックする「黄金の3箇条」です。

  1. 足の裏をしっかり床につける:踏ん張りがきかないと、のどに力が入りません。足が届かないなら台を置きましょう。
  2. 深く腰掛けて、少し前かがみに:背もたれによりかかりすぎると、顎が上がりやすくなります。
  3. テーブルの高さはおへその指3本分上:肘が自然における高さがベストです。

プロの裏技「クッション活用術」

「どうしても姿勢が崩れちゃう…」というときは、背中や腰にクッションを1つ挟むだけで、魔法のように姿勢が安定します。バスタオルを丸めて代用できますよ!

正しい姿勢は誤嚥を防ぐだけでなく、「最後まで自分で食べる力」を支えます。

まずは、今日のご飯の時に「顎、上がっていないかな?」とちらっと見てあげてくださいね。

次回の記事では、意外と盲点な「お口のケア(口腔ケア)」について。むせるのと歯磨き、実は深い関係があるんです。

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